47都道府県の特徴と主な純米酒紹介
( 一部省略)でここでは北海道の特徴
と純米酒の紹介で、別の項目では
地方別に載せ、
「日本酒の教科書 著 木村克己」
を参考にしました。
日本酒の香味を4つのタイプ(熟酒
醇酒、薫酒、爽酒)に分け4タイプ
のみ都道府県別に1タイプ1品目を
紹介しました。(載せていないのは
該当無です)
※ 「日本酒の教科書」では4タイプ以外
の「香味」表示が有ります。
熟酒
練れた香りと豊潤な味わい。
代表的なタイプ
古酒や秘蔵酒。
色
黄金色の色合い。
香り
干した果物やスパイス、樹木、お香
ナッツ、キノコなどの香りが豊か。
味わい
3年以上の長期熟成酒特有の重厚で
豊潤な味わいで、練られた旨味と甘味
とろみが有り、希少価値が高く未知の
可能性が感じられる。
醇酒
ふくよかな香りでコクが有る。
代表的なタイプ
純米酒。生酛や山廃の日本酒。
色
淡く黄色がかっている。
香り
米麹由来のふくよかで、落ち着いた
香り。
味わい
充実した旨味と、程よいミネラル味
などの深みのある味わいが特徴で、
温度の違いによって様々な変化が有り
燗にすると旨味とキレの良さが楽し
める。
薫酒
華やかな香りと爽やかな味わい。
代表的なタイプ
吟醸酒、大吟醸酒。精米歩合が高い
酒で主に吟醸酵母を使用した物。
色
無色から淡い色調。
香り
低温発酵による花や果実などの華やか
で、透明感のある香り、爽やかなハーブ
や柑橘類の香りを併せ持つ。
味わい
澄んだきれいな味わいが特徴で旨味成分
が少なく後口がさらりとしている。
爽酒
清楚な香りと軽快な味わい。
代表的なタイプ
生酒や生貯蔵酒、本醸造、吟醸酒。
低アルコールの物も多く有る。
色
無色から淡い色調。
香り
控えめで、フレッシュ感が有る。
味わい
酸味、苦味成分が少ない為、強く
冷やしても、清涼感を保ち、穀類
を思わせる香り、熟成成分は殆ど
感じられない。
後日「日本酒の教科書」から載せた日本酒
以外の日本酒などを紹介する予定です。
北海道
日本最北、巨大な山岳の合間に平地が広がる
地形と積雪が豊かな水の恵みと、新鮮な海産
物の生食、塩焼きなどの食形態を好む事から
酒質は軽く淡い。
醇酒
ふくよかな香りでコクが有る。
代表的なタイプ
純米酒。生酛や山廃の日本酒。
特別純米北の錦まるた 小林酒造
住所 北海道夕張市郡栗山町錦3-109
TEL 0123-72-1001
薫酒
華やかな香りと爽やかな味わい。
代表的なタイプ
吟醸酒、大吟醸酒。精米歩合が高い
国稀純米暑寒しずく 国稀酒造
住所 北海道増毛郡増毛町稲葉町1-17
TEL 0164-53-1050
爽酒
清楚な香りと軽快な味わい。
代表的なタイプ
生酒や生貯蔵酒、本醸造、吟醸酒。
低アルコールの物も多く有る。
宝川しぼりたて生原酒(特別純米原酒)
田中酒造
住所 北海道小樽市信香町2-2
TEL 0134-21-2390
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